貯金したいと思っている人はまずはこれを見直すべき(気をつける)ポイント

学校で学ばないこと

目標としようとしていることが本当に必要なのか考える

 貯金をしたいという人は様々な理由があるかと思います。ある目標がありその目標を達成するためにはお金を貯めなければいけないのになかなかお金が溜まっていかない、貯めるために見直すポイントがわからない方はぜひ参考にしてみてください。

まずは今目標としようとしていることが本当に必要なのか考えましょう。

念願の目標を達成したあとに後悔することがないようにすることが大切です。貯金をする人のなかには貯金が趣味というひとがいるかと思いますが、何かしらの目標を達成したいという方が多いのかなと思います。例えば新しい車が欲しい、マイホームが欲しい、結婚式を挙げたい、老後の生活費を貯蓄したいなどがあるかと思います。
まずはその欲しい物・やりたい事が本当に必要なのか、いつ必要なのか、他に手段はないのか、それを手に入れるとどうなるのか考えてみることが大事です。

新しい車が欲しいと思っている方はなぜ新しい車がほしいのか改めて考える必要があります。今の車の調子が悪ければディーラー・大手カー用品店・整備工場などでメンテナンスしてもらう、常に新しい車に乗りたいのであればカーリースを検討する、たまに週末にしか車を使わない(乗る頻度が低い)のであればレンタカーを利用する。

せっかく目標をたて達成するのであれば全力で満足できるようにしましょう

目標を設定する

 これからお金が貯まるにつれ「なんでこれをやってるんだっけ?」とか「こっちの方がよかったな?」となってしまうと貯金する意欲が低下し、余計な出費が発生してしまい目標が破綻してしまうことになりかねません。目標の設定の仕方として下記の点を気を付けてください。

  1. 漠然とした目標とならないように明確な目標とする
  2. 実現可能な目標設定とする
  3. 目標達成後のことも含め検討する
  4. 自分のライフプランと照らし合わせる

1.漠然とした目標設定だといつどのくらいお金が必要なのか不明確なので、毎月の貯金額にばらつきが出てきてしまいます。また、途中で欲が出てきてしまい当初考えていた目標がぶれてきてしまい、結果、他のために貯蓄していたお金に手を出しがちになってしまいます。
2.実現可能な目標設定をしていないと毎月何をしていいのかがわからなくなってしまいます。例えば毎月手取りが20万円のサラリーマンが1億円の豪邸に住むために毎月宝くじを購入しますという目標はあまりにも現実てきではなく、達成できない可能性の方が圧倒的に高いというのは言うまでもないと思います。長期的な目標がブレてしまうと短期的な目標もブレてしまいます
3.目標が達成したからその後のことは考えなくてもよいというわけではありません。例えば、高級車を購入することを目標とした場合、車というのは維持費がかかります。維持費というのは、走行するためにガソリン代、新車なら3年目・それ以降は2年ごと車検代、毎年自動車税、メンテナンス費用、タイヤ・バッテリー等消耗品がかかります。マイホームを購入すれば、マンションなら毎月管理費、駐車場代、地域にもよりますが自治会費、毎年固定資産税(払えなくて借金する方もいます)、メンテナンス費用がかかります。目標達成後、そのものを手放すことがないよう維持費も検討する必要があります。
4.自分のライフプランと照らし合わせましょう。結婚、出産、親の介護、ペットを飼う予定があるなど、今後老後まで現在の生活と全く変わる予定がないという方はあまりいないのかなと思います。例えば毎月の手取りの給料が15万円のサラリーマンが来年結婚を予定しているのにもかかわらず、1000万円の高級車を購入しようとするのは、その人のライフプランが崩れる可能性が高いというのはわかるかと思います。ただ貯蓄が1億あったり、結婚相手も高級車の購入を望んでいる、高級車以外に高価な買い物はしないなど人それぞれなのでこれはダメということは一概には言えませんのでケースバイケースということになります。

支出を見直す

 支出を見直しましょう。支出というのは2つに分類されます。「固定費」と「変動費」です。

  • 固定費:住宅ローン、家賃、通信費、定額サービス
  • 変動費:食費、電気代、水道代、ガス代、医療費、美容室

まずは固定費の見直しです。収入に対する割合として住宅ローンや家賃の目安は25%といわれています。ただ年収によって割合を下げた方がよいでしょう。また、注意するべき点は不動産屋さんで紹介されている価格は管理費、駐車場代などが含まれていないため実際の支払金額とは異なります。あと固定費で定額サービスを複数加入している方は見直すことをおススメします。Amazonプライムなどのサービスは500~1,000円/月で利用できますが、年間にすると6,000~12,000円になります。
次に変動費の見直しですが、外食の回数を決め回数を減らすことです。電気やガスについては、個別で契約をするのではなく、電力会社に電気とガスを契約することにより費用を抑えること。あと美容室ですが、最近はチェーン店の1,000円カット店が増えており非常におススメです。月に一度美容室を利用するとして、一般的な美容室は6,000円くらいかかるので月に5,000円,年間にすると60,000円の差になります。

資産の保管場所を見直す

 資産をただ銀行に預けている方は見直ししてみてください。リスクと金利を考慮すると銀行ではなく、積立NISAとかを利用するべきかなと思います。

リスクですが近年大手銀行のATMの大幅の縮小、地方銀行の赤字経営、相次ぐ銀行の合併が増えてきておりお金が流通しない影響が経営に表れています。そうすると銀行の倒産のリスクが高まり、それに引き換え積立NISAは分散型ということでそのリスクは低いと言えます。

次に金利ですが、銀行の場合0.001%というところが多く例えば1,000万円貯金していても、年間100円の金利しかありませんが、積立NISAは大体2%というところが多くその場合は20万円の金利がつきます。

大事なことは?

 一番大事なことは自分自身の人生が豊かになるかどうかということです。誰かのためにやったところで自分自身の幸福度が上がらなければ意味がありません。無理な節約をするのではなく、少し気を付けるべきポイントを抑えるだけで将来大きな差が生まれてくるかと思います。そしてその差が自信になり、さらに人生を豊かにするためにはどうするべきかということを自分自身で考動するようになるとさらに人生を豊かになるはずです。まずは何かをはじめてみましょう!

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