お金と時間 どちらが大切ですか? 本当に大切なものを見極める
「時は金なり」という言葉は、誰しもが一度は耳にしたことがあるかと思います。これはベンジャミン・フランクリンの格言「Time is Money」から由来されております。似たような言葉ですが、この2つの言葉は少し意味合いが異なります。 「Time is Money」は利益を得る機会があったのにも関わらず他のことに時間を浪費した。その時間は2度と戻ってくることはないという意味合いです。「お金・時間」があると幸福感を感じるかどうかということですが、お金は目で見てわかるものですが時間というのは目で見ることはできません。それに加えて人はないものねだりをしますので、物が欲しいときにお金は必要なのでお金があるとなんでもできるというように感じます。しかしそれらは時間があるという前提の上に成り立っているので、見えないところで時間があることによって幸福感を感じているのです。 「お金・時間」を後から取り返すことができるかどうかということですが、元々人は誰しもお金がない状態で生まれてきました。労働や親からの相続などによりお金というのは増やしていき、それに対して時間というのは決して増えることはなく、時々刻々と過ぎていくため消費していきます。お金というのは後からでも増やすことは可能であり、時間は後から取り返すことができません。 対する「時は金なり」は時間とはお金と同じくらい大切なものであるため、有効に使いましょうといった意味合いです。お金と時間どちらが大切かと聞かれたらあなたはどちらを選択しますか? お金ばかり持っていてもお金を使う時間がないほど多忙な状況であるといくらお金を持っていても意味がありません。 逆に時間はあるにも関わらず全くお金がない状況であればお金を使わなければ様々なことができます。 ここで大切なことは ・「お金・時間」があることにより自分が幸福感を感じるかどうか ・「お金・時間」を後から取り返すことができるかどうか の2点だと思います。