新型コロナウイルスについて知っておくべき3つのこと

学校で学ばないこと

そもそもコロナウイルスとは何?

 新型コロナウイルス感染症というのは「COVID-19」という名前の病気です。「COronaVIrus」(コロナウイルス)が2019年に流行したということで、「COVID-19」と名付けられました。
コロナウイルスというのはこれまでに判明していただけで6種類ありそのうち4種類が風邪の原因とされてきました。残りの2種類は「SARS」と「MARS」となり、今回発見された新型コロナウイルスというのがコロナウイルスで7番目に見つかった人に感染するウイルスとなります

①新型コロナウイルスはSARSと似ている

 新型コロナウイルスの病気の名前は「COVID-19」ですが、ウイルスの名前は「SARSコロナウイルス2」とです。SARSを起こすコロナウイルスとよく似ていたことからこのような名前を命名されたようです。2002年に中国から流行し2003年に大流行したものの、およそ8ヶ月で終息を迎えました。
新型コロナウイルスと似たようなウイルスが8ヶ月で終息した実績があったこと、さらに日本では流行していなかったことが、今回、全世界的に長期的な流行させてしまったのではないかと思います。

②インフルエンザに比べ致死率が100倍高い

 インフルエンザと新型コロナウイルスで比較してみます。免疫がなく何も対応策を講じていない状態という前提で比較をしていきます。致死率というのには「CFR」と「IFR」という指標があり、CFRは新型コロナウイルスの確定診断が出た患者の中で亡くなった比率、IFRは新型コロナウイルスの確定診断が出ていないが感染したと思われる人の亡くなった比率を表しています。新型コロナウイルスのCFRは2%、IFRは0.657%であり、インフルエンザのCFRは0.02~0.03%、IFRは0.1%ということで、IFRで比較すると6倍ですが、CFRで比較すると致死率が100倍ということがわかります。
つまり単純に感染率が高いということを鵜呑みにするのではなく、どのような比較データに基づいてその結果が出たのかをしっかりと判断することが重要です。

③誤った情報が出回っている可能性がある

 研究が猛烈に進むにつれ情報が錯綜しています。通常のワクチンを開発するスキームとは異なり、動物実験を行うことなく人間に投与するようなことを行うほどワクチンの開発はスピードを求められています。そうなると誤った情報が独り歩きし、それを否定するためのデータもないことから信じ込んでしまうこともあります。国民の反発によりワクチンの接種が取りやめになるというケースも発生しています。
まだどのようなウイルスか全部はわかっておりませんが、この情報は間違っているというように気付けるような眼を養うことが重要です。

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