腕を組むことは自分に安心感をあたえる?

雑学

人はなぜ腕を組む?

 みなさんは普段からよく腕組みをしますか?腕組みをする人はなぜ腕組みをするのでしょうか?
集中力を高めるためなのか?癖なのか?警戒心なのか?

 人が腕を組むのにはいくつか理由があるといわれています。

  • 警戒心の表れ
    パーソナルスペース(他人に侵入されたくない領域)に他人を寄せ付けたくないため、本能的に腕組みをすることによってパーソナルスペースを確保している。
  • 考え事をしている
    考え事をするとき集中力を高めたいため、余計なことに意識がいかないようになります。余計なことに意識がいかないように体を安定させるようになり、腕を組むようになります。
    また周囲に人がいる場合、相手との間に腕という壁を設けたがります。
  • 隠し事をしている
    隠し事をすると後ろめたさから安心感を求めるようになります。腕を組み自分自身に触れることにより心を落ち着かせようとしています。

マナーとしては?

 マナーとして腕を組むことはNGです。腕を組むことにより相手との間に壁を作る印象を与え、相手の話を聞く態度ではないということになります。
また、心理学的にも「警戒」「拒否」「注意」というサインがあるそうなので、商談や打ち合わせの場では気を付けるべき癖です。

ちなみに海外の方は腕を組むということは、相手への敵意の表れや自分を大きく見せつけることを意味しているようで日本の腕組みは意味合いが異なるようです。

左腕が上?右腕が上?

 左腕が上になって腕組みをする方は、「右脳派」のタイプの人です。感受性が豊かで、言葉で表現するよりは、直観的で感覚的な表現や図を使った表現が得意な方が多いですね。 

 右腕が上になって腕組みをする方は、「左脳派」のタイプの人です。理論派なので、言葉ではっきりと表現することが得意な人が多いです。

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