まずは相手(ゴキブリ)を知る
対策をするうえで1番重要なことは、まず相手を知ることです。闇雲に対策をしたところでやった感はありますが、根本的な対策にはなりません。相手の特徴・習性・好み・苦手なものを知ることにより対策ツールの効果を十二分に発揮することができるでしょう。
1.すばしっこい
ゴキブリには尾角という触覚があり、危険を察知すると脚に指令がいくことにより素早く逃げることができます。
2.エサがなくてもある程度は生きていられる
ゴキブリは脂肪体であるので様々な栄養素を備蓄することができるため、エサがない状況においてもある程度は生きることができます。
3.水がなければ生きられない
ゴキブリは水がない状態だと生きることができません。そのため梅雨時期にゴキブリが発生しやすかったり、亜熱帯雨林で多く生息しています。
4.共食いをする
ゴキブリは共食いをする生体ですので、生命力が高いと呼ばれる要因のひとつかもしれません。
5.体中にある無数の穴から呼吸をしている
ゴキブリは人間のように肺呼吸ではなく、体中に無数にある穴(気門)から空気を取り込み呼吸をしています。
なぜ家の中にゴキブリが発生するのか?
なぜゴキブリが発生するのかというと、ゴキブリは嗅覚が優れており匂いにつられて行動するため、飲食店に多く発生します。
侵入経路はドアの隙間を這って侵入したり、飛来し窓から侵入したり、段ボールなどの荷物に紛れて侵入したりと様々な方法で侵入してきます。
見つけたときの対処方法は?
ゴキブリの特徴を踏まえた対処の方法をとるようにしましょう。特徴があれば弱点というのがあるはずなのでより効果的な方法を実践してみてください。
1.高濃度のアルコールや洗剤・殺虫剤をかける
ゴキブリの呼吸方法は体中にある穴から空気を取り込むという特徴があり、水や異物でその穴を塞がないように全身を油で覆われています。その油を高濃度のアルコールや洗剤で洗い流し、穴を塞ぐことにより呼吸困難にさせ窒息させます。
2.掃除機で吸う
掃除機で吸うことによりゴキブリを気絶させることができます。紙パックを使用している掃除機なら問題ありませんが、それ以外の掃除機であれば吸ったあとゴミ袋に入れ替え殺虫剤を使用した方がよいかと思います。
3.スリッパで叩く
最終手段といってもいいかもしれません。思いっきりたたきましょう。
4.卵やフンがないか確認する
卵やフンがある場合は、洗剤等を使用してきれいに掃除をしましょう。ゴキブリを招くことがないように見つけた場合は早めに対処しましょう。
発生させないためには何に気をつければいいの?
そもそもゴキブリを発生させないようにすればよいのではということで発生させないようにするにはどうすればよいのでしょうか。
1.生ごみのにおいを防ぐ
ゴキブリは匂いにつられて行動するため、家庭内で発生する主な匂いは生ごみなのでその匂いを防ぐことによりゴキブリの発生を防ぐことができます。
蓋付きのごみ箱にする、生ごみが入ったごみ袋にコーヒーの豆のカスを入れる、生ごみをゴミ出しの日まで冷凍庫で保管する、家の外にゴミ箱を設置するなど様々な方法があるのでぜひ実践してみてください。
2.市販のゴキブリ対策グッズを使う
ホームセンター等で購入することができるゴキブリ対策グッズですが、設置タイプ(捕獲用、忌避剤用)、スプレータイプ、煙タイプなど様々なタイプがあるので侵入ルートによって使い分けましょう。
3.ゴキブリ駆除の業者に依頼する
ゴキブリ駆除の業者に依頼すると、市販の薬剤より強い薬剤を散布してくれたり、ゴキブリの成虫・幼虫・死骸・フン・卵をバキュームし駆除してくれます。
ちなみに業者に依頼すると費用としては1~2万円程度です。
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