どのマスクがいいの?
マスクを着用する生活がはじまって一年以上経ちますが、あなたはどのマスクを使ってますか?飛沫感染しにくい、通気性がよい、デザイン重視など、どのマスクを使えばよいか迷っている方や種類や特徴がわからないという方はぜひ参考にしてみてください。
どのような種類があるの?
マスクの種類は主に下記のとおりです。
- 不織布
- 布
- ウレタン
- フェイスシールド
- マウスシールド
メリット・デメリットは?
それぞれのメリット・デメリットは下記のとおりです。
- 不織布
- メリット :比較的入手しやすい。比較的飛沫感染のリスクが低い。
- デメリット:汗を吸収しない。比較的高価。
- 布
- メリット :比較的安価。保湿効果が高いため肌への負担が少ない。
- デメリット:ウイルスが浸透しやすい。
- ウレタン
- メリット :通気性が高いため、運動に適している。
- デメリット:布よりもウイルスが浸透しやすい。
- フェイスシールド
- メリット :口元を見せることが必要な職種に適している。(特別支援学級、手話)
- デメリット:マスクよりも感染対策効果がない。
- マウスシールド
- メリット :フェイスシールドよりも表情全体がわかりやすく、呼吸しやすい。
- デメリット:上部が空いているためエアゾルを吹き上げてしまいやすい。
※エアゾル:空気中に漂う微細な粒子のこと
吸い込み飛沫量
マスク身着用の場合を100%とした時の各マスクの飛沫量は下記のとおりです。
- 不織布 :30%
- 布 :55~65%
- ウレタン :60~70%
- フェイスシールド:小さな飛沫に対しては効果なし
- マウスシールド :エアゾルに対しては効果なし
吐き出し飛沫量
マスク身着用の場合を100%とした時の各マスクの飛沫量は下記のとおりです。
- 不織布 :20%
- 布 :18~34%
- ウレタン :50%
- フェイスシールド:80%
- マウスシールド :90%
結局どれがいいの?
各マスクの特徴は上記のとおりとなり結局どのマスクが一番なのかということですが、感染リスク(吸い込み・吐き出し飛沫量)、汗の吸収力、保湿力などのポイントとマスクの使用場所、使用時間を考える必要があると思います。
例えば、屋外のスポーツを数時間程度、密にならない場合であればウレタンマスクが適していますし、逆に電車通勤で一日中マスクを使用しているのであれば不織布が適しています。
また、相手の顔が見えないとコミュニケーションが取りづらい特別支援学級の教員や聴覚障害を持っている方と接する方(口の動きで言葉を読み取れなくなる)はフェイスシールドやマウスシールドが適しています。
結局ひとそれぞれということになりますのでその時々に適したマスクを使用して快適なマスク生活となるように参考にしてみてください。
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