足を組みますか?
あなたはよく足を組みますか?電車内、職場、カフェ、テレビのひな壇などで足を組む人を見かけますが、足を組む人はよく組み、足を組まない人は全く組みません。ふとその違いには何があるのか気になったので調べてみることにしました。
そもそも人はなぜ足を組むのか?
なぜ足を組むのか、それは座る時に座面に接するお尻がだるいまたは痛くなりそれを解消するために浮かせようとします。浮かせようとした結果、足を組むという体勢が癖になったということです。
また人の体には利き手、利き足というものがあるためある動作をするときは右手を使い、また別な動作をするときは左手を使うというように左右で役割を振り分けをしています。その結果、筋肉量や骨格の左右のバランスが崩れ、バランスを保とうとし足を組みたがるようになります。
足を組む人の心理として男性の場合は自分を大きく見せたい、女性の場合はセクシーに見せたいという表れだそうです。
ちなみに何度も組み替える人はストレスを抱えていたり焦っていたりする場合が多いそうです。
足を組むのは悪いこと?
足を組むことにより姿勢が悪くなるとよく言われますが、直接的な原因ではないようです。ポイントは背筋を曲げないことで、足を組むと前傾姿勢になりやすくなり前傾姿勢のままでいると背筋が曲がり呼吸が浅くなってしまいます。
昔の日本では椅子に座る文化がなく、足を組む=あぐらをかくというイメージがあったこともあり、プラスの印象はありませんでした。また、足を組むと靴底が見えてしまうため相手に汚いものを見せつける行為ということをおっしゃる方もいるそうです。
アメリカにおいては元々椅子に座る文化があったため、足を組むということにマイナスな印象はないそうです。外交などの映像で足を組んでいるのを見たことがあるかと思います。足を組むという行為は「すぐに行動できないためあなたに攻撃もできなければ逃げることもできない、つまりあなたに敵意はありませんよ、なのでフレンドリーになりましょう」という意味合いがあるそうです。
英国紳士、イギリスにおいては足首を組むということがマナーみたいです。
ちなみに私が毎朝乗る電車の出入り口で足を組んでいるサラリーマンがいるのですが、乗客の99%が邪魔だと思うほどの足の組み方をしており、そのような場合は足を組まないようにしましょう!
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